2025年、正月、松居和チャンネル、今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
第51回、テーマは、「マサイ族の風景の中で、再会する」
副題が、「6歳の女の子が加われば大丈夫。同級生のつながりと、価値観の伝承」です。
マサイ族の風景(波動の共有で存在する次元)で再会するために、誰の人生にも、道案内人として、0歳児が登場する、というような話なのですが、ちょっと児童文学の世界で起こりそうな、実話です。
人間の人生は、沈黙の中で、魂のコミュニケーションが始まる。その機会を逃してはいけない、放棄してはいけない、という話なのです。
哺乳類である「人類」は、避けられない「運命」として、喋れない人と、数年間過ごす。何千年も、何万年にも渡って、それを繰り返し、やり続け、進化して来た。
遺伝子の法則が、そこに存在していた。
それが、母子分離で始まる保育、それに続く教育システムの普及によって、いきなり滞ってきて、摩擦を起こし、難しい状況をあちこちで生んでいる。
ある日、2歳児と私、二人きりの、ちょっとした不安の中に、6歳の女の子が一人加われば「その日」は、もう大丈夫。そんな、象徴的な出来事が、私の人生にはあった。
育て合い、育ち合いの、風景が、人類を安心させる。
女の子の「善性」を、2歳児が引き出す時、「努力」や「企み」と離れた、大自然の流れが生まれていた。
美しい、風景だった。