松居和チャンネル 第90回、(テーマが)不登校児、過去最多。
副題は:「国が、守らないのであれば、親が守る」、にしました。
人間は、子どもを授かり、子どもを育て、親になってゆく。
私たちがあたえられたこのプロセス、「親子」という神秘的な関係は、人類が存在する限り、永遠に続きます
そこに、選択肢はない。
忘れてはいけないのは、「子育て」と「幸せ」が重なるから、人類はここまで進化してきたということ。
それが、先進国と言われている社会で、崩れはじめている。
「経済」という「損得勘定」が、人間に母子分離を押し付け、「人間性」を奪おうとしているのです。
どうすれば、子育てをしながら幸福になれるのか、どこで間違ってしまったのか。真剣に考えなければならない、不思議な時代に私たちは生きています。
こんなメールが届きました。毎年、私の講演会を主催してくれる、新潟の助産師さんからです。
産後ケア事業、デイや、宿泊で、母親が、赤ちゃんを連れて施設を利用していますが、
大抵の施設では母親の疲労回復、眠りたいという希望から、赤ちゃんを預かり・・・、
ミルクの時間以外、泣いていても、
ほぼ相手をしてくれる人がおらず、
ひたすら泣いています。
そのためのスタッフを雇っているわけではないのです。
ーーーー(ここから私)ーーー
国が進める、いい加減で、無責任な「福祉の充実」、「仕組みの改革」が、幼児たちが「ひたすら泣いていても」、平気で放っておける場所を増やし、そういう国に、しようとしている。
「誰でも通園制度」、「女性の活躍」という、一見、進歩のように思える、「母子分離」政策で、「常識」の変化が正当化されている。
ここに、この国の「国防」の最前線があるのです。
この国を守るなら、まず、「母と子の風景」を「美しい」と思う「心」を取り戻さねばならない。
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