松居和チャンネル 第124回は、
(テーマを) 幼児から学ぶ「自己肯定感」の本質:としました。
副題は:「まだ、遅くはない」。これから、可愛がればいい。

現場で、一緒に育てている園長、保育士たちの、子どもを優先した「助言」が、度々親たちを救います。そんな風景を、私は、繰り返し見てきました。
「専門家」の専門的な情報に、がんじがらめになっている親たちに園長が言う、「本当に、預けていいのかい?」という一言が、親子の人生を変える。
親たちに、「答えは、自分の中にある。自分の『人間性』を喜んで、親子で委ねる」と気づいてもらえれば、保育は、その役割を果たすのです。
政府が進めた「新制度」は、介護保険で成功したと思っている財務省が、保育界も、介護保険化しようとしている経済主体の動きなのです。弱者がその「願い」を無視され、制度が福祉を操ろうとしている。そんなことも話しました。
保育現場における「心構え」の伝承が、人間同士の育て合いから、「学問」が考えた「手法」の伝達に移っていった。
保育学者たちが、「子育て」の次元を、薄っぺらく、難しいものにして、政策に関わった。11時間保育を「標準」とした時に、それは「子どもの権利条約違反だ。保育指針の根幹に反している」と誰も言わなかった。そうして、保育の「魂」は壊されていったのです。
今、保育者の養成校が次々潰れ、タイミーでも構わないという規制緩和が、保育士不足に追い打ちをかけ、地方公務員として募集する、公立保育園でさえ、倍率が出なくなっている。
しかし、子どもがいる人間には、「善意」を汲み取る「力」がある。「親になる」ことで、その力をつけようとしている。きちんと説明すれば、理解する。そして、012歳児を手離してはいけない、という理事長の説明に、「拍手が起こること」に、保育界の「再生」への道筋が見えるのです。
小学校や中学校の保護者たちに、講演すると、
感想文に、「10年前に、この話を聞いておけば、私の人生、変わったのに」という言葉が繰り返し書かれる。そう後悔するのは、「まだ、遅くはない」という証し。これから、可愛がればいい。
Amazonのレビューに、「この本を読んで、人生が変わった」と書いてある。
「赤ん坊の時に、私にしがみついて、私を、育てよう、育てよう、としていたことを、思い出しました」と。
この記憶は、人生の「勲章」です。子どもは永遠に親を育て続ける。
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